中津を粋にする集い

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zoom RSS 『学問のすゝめ七編』を終えて

<<   作成日時 : 2010/04/19 22:57   >>

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【Today's Point!】

国民のなすべき務めを論じる楠公権助論 


 世を患て身を苦しめ惑は命を落すものを「マータダム(殉教)」と言う。失う所のものは唯一人の身なれども、その功能は千万人を殺し千万両を費したる内乱の師(いくさ)よりも遥かに優れり。

 忠臣楠木正成のあの南北朝の内戦にせよ、赤穂浪士の敵討にせよ、彼らが命を捨てた原因を尋ねてみると、社会を真に益しているのではないのである。只めぐり合わせで主人の義理を立てたまでのことであろう。主人の言いわけで命を捨てる者を忠臣義士というのなら、一両の金を落し申し訳がないと木の枝にフンドシをかけて首をくくった忠義な権助もその名誉は世に永く残るはずである。

 どちらかを重く見ることなど出来ないのである。つまり義士も権助も共に命の捨てどころを知らなかったと言っていいのである。彼等の行動をもって「マータダム」殉教と唱える訳にはいかない。
 
 私が知るところで人民の権利を主張し正しく道理を説き、政府に迫った者が日本に一人いた。佐倉宗五郎という千葉佐倉領の名主で藩の暴政を将軍に直訴し家族もろとも死刑になったが、領内の人民を貧窮から救った人がそれに相当する。(明治七年三月出版)



・・・・・・時事新報の廃刊のきっかけとなった七編といい、唾をはいて中津を出て行ったと福翁自伝での文章といい、福澤先生の毒舌の「うけねらい」の言いようはまわりの人達をヒヤヒヤさせた事でしょうネ。でも平成のおばさんには小気味よく聞こえます・・・。




【Impressions!】

 体に良い食品をめざして日々自作の米作りもめざすお米屋さん!吉松京子さんのコメントです。

 「はじめて皆様と共に学ぶという体験をうれしく思いました。私には難しくて正直頭に入っていませんが、人としての道筋をお示し下さり、今日の幸せを感じます。信念を持って事を成す自信、強さは凄いなあと思いました。私に出来ることは何かと考えると皆様と喜びを共有する事だと思います。ありがとうございました。」



【Financial Report】

 会計報告です。

  お順さん基金 11名(内家族3組)×500円=4,000円 GET!


 合計17,300円となりました。

 今回新たに4名の方が参加してくださいました。
 仲間が増えてうれしかったです。 (会計 松本)



5月の『学問のすゝめ八編』を読むは5月9日(日)第2日曜日になりました。
(第1日曜日が祝日のため)

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