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zoom RSS 『学問のすゝめ十三編』を終えて

<<   作成日時 : 2010/11/16 22:26   >>

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【Today's Point!】

 「怨望の人間に害あるを論ず」…怨望(うらみねたむ事)

凡そ人間に不徳の箇条多しと雖ども、その交際に害あるものは怨望より大なるはなし。


 怨望がはびこる交際の最たる例として封建時代の大名の奥向きに仕えた御殿女中が挙げられる。要するに宮仕えして臨機応変にこなし主君の寵愛を夢見るだけの場所だ。こんな世界の中で生活すれば喜怒哀楽もゆがんでいき、異質な性格にならざるを得まい。ただ同僚を羨み、ねたみ、さらには主君を怨みに思うようになる。こんな事でどうして御家の御為を考える余裕などあろうか。怨望嫉妬が極端になるとついには毒殺事件なども時には生じた。

 怨望の源は自由の束縛にある。だから言論は自由でなければならぬし、人の行動を妨げてはならない。〜中略〜その行動を束縛するのは多く政府の政策に関わっている。では政治上の弊害かと言えば政治の改革だけではその害を取り除く事は難しい。〜中略〜民間人も学者も人生をいきいき生きる活力は事物に接しなければ生まれにくい。そうした交際のなかで本人が選び取った結果であるようにすべきで、他からその自由を妨げではならぬのである。

・・・・・・ジョン・スチュワート・ミル(英人)の著書「議会政治論」の中に『日本人の悪いところはうらみねたみの心の人が多い事だ』という文章に目に留めた諭吉先生は第十三篇でこんなに分かりやすく私共に諭して下さったと、福田先生。

文明開化を出来した5人(テレビ番組で)の中に先生は入っていませんでしたが諭吉先生を一言で表せば

『文明開化の国民的教師!!』

ナルホド!!

今よりどなたから尋ねられても胸張って答える事といたしましょう。


【Impressions!】

 二人の子供さんも成人なさった今、勉強会に御縁があったことを喜んで下さっている北山輝美さんのコメントです。

 「今日、福澤諭吉の『学問のすゝめ』の勉強会に縁があって参加できた事に大変良かったと思っています。福澤諭吉といっても正直良く知らなかった、良くないイメージを思っていたところがありました。昔の言葉で読むことは困難で大変な作業の1つですが、後で福田先生の解読を聞くと、なるほどと思う事が大いにあり、興味深く聞いています。この機会に福澤諭吉の思想、人間像を知る事ができ、何かに役立てる自分になれたら幸いです。今後も皆さんと一緒に勉強できる事を楽しみにしています。」



【Financial Report】

 会計報告です。

  お順さん基金 12名(内家族2組)×500円=5,000円 GET!

 合計39,900円となりました。

 9/19日の小野さんのブログの伊太利旅行では私達夫婦も一緒だったのですが、それにつけて思う事は諭吉先生の学問のすゝめや三度の外国見聞録等の目の付けどころの素晴らしさには感心してしまいます。(まだまだ勉強は足りませんが)

(会計 松本)


『学問のすゝめ十四編』を読むは12月5日(第一日曜日)を予定しています。

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