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zoom RSS 第1回 「日本婦人論」を終えて

<<   作成日時 : 2016/09/25 18:24   >>

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「日本婦人論」
明治18年6月4日から8回にわたり、時事新報の社説として発表されたもの。


【第1】  
 人種改良については、他力(内外の雑婚)と自力(男女の体質の改良)が言われていますが、等閑(なおざり)に出来ないのは、日本の婦人の心を活発にして好子孫を産んで欲しいからです。
 しかし、私の見る限りでは今の学校現場では期待ができない!と言うのも、人間教育とは、喜び、悲しみ、安定と混乱はその人の責任で教育され、歳月をもって自ら品格も備わっていくものだからです。顧みて日本の女性を見れば、人生において、何ら責任も無く、三界に家無く、子供を産んでも良人の子で預かって育てているだけで何の権も無く、又責任も無い。甚だしい無礼な教育ではないでしょうか。


【第2】 
 日本中の家婦は男子の恵みに依って存在し、安危運命も男子の手中にあるといって云い。どこにも責任が無い代わり、地位は甚だ低く、随て苦楽も甚だ少ない――今の学校教育は唯盆中の松のようです。
 今、教育は儒教主義でいう淑徳謹慎(上品に言行を控える)を教え込み、妨げるどころか害している。私は西洋教育が全部良いとは思っていません。ただ、西洋の女性は私産を有し、その権力も持ち、自ら独立し夫に依存していません。そして男性は女性のする事を禁じたりはしません。日本の女性も第一歩を踏み出して欲しいのです。


【第3】 
 日本女性の憂愁(心配・悲しみ)の最大の原因は自由な恋愛感情が束縛されることです。
 人間は形体(食物)と知識(修業)と情感(快楽)と、この三様を具えて初めて人間と言えるのです。昔から世の学者はこの事を心に思っていても論及しませんでした。私は世論の賛否は気にしません。将来日本の女性が心の活発になる手助けになれば、こんな嬉しいことはありません。人間(女性)は木や石とは違います。感情がある生き物なのです。




会計報告

お順さん基金
12名(内家族1)=11名×500=5,500円
              エアコン代=▲100円

              基金合計=30,040円

暑い毎日もやっと通り過ぎて、すごしやすい季節に入りました。新しい「日本婦人論」に入り、身近に自分を置きかえて考えを深めていけたらいいなあと思い、これからが楽しみです。(会計・松本ひろ子)


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