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zoom RSS 第2回 「日本婦人論」を終えて

<<   作成日時 : 2016/10/05 13:04   >>

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【第4】婚姻の自由  
 昔より我が国は多妻を法で禁じていません。
 今、士族は家より公用を先にして、商人は利を重んじて離別を軽んじまています。世間の常識となっている「節婦両夫に見えず」(史記)では、寡婦(未亡人)の再縁を貞節の道に外れると咎め、女性も人生はそうあるべきと信じて、外に向けて不平を言わないのが栄誉のように云われています。一方男子は多妻法の中に悠々として再婚、再々婚をしています。公法に於いても、世間の習慣に於いても、未亡人の再婚は禁じていないのに、女性の運命は憐れむべきものです。

【第5】快楽は情の食物 
 女性が食物に満足しないと、情で体を害します。
 一見健康そうでも、精神が萎縮すると全身に表れ、医者の薬さえ効かなくなります。医者も原因は春情だとわかっていても言いません。儒教流の教えにならって、「淡味小食」を進めて従わなければ不養生と片付けます。男子は反対に過食を注意するだけ。西洋医学では人身形体の栄養に付いては、精粗過不足を詳しく漏らさず教えています。
 今、女性も多少の楽しみ(和歌、歌舞伎、三味線)はありますが、もっと大事な事は食べ物の事なのです。


【第6】儒教の弊害 
 昔、婦女子も字を学び、和歌を嗜み、月、花に戯れてほとんど男子と違いませんでした。ふしだらな交為があったとしても、片方だけを咎める事をしないのは、歴史を振り返ればわかるはずです。女性の進退が今日のように窮屈、不自由になったのは、徳川の治世以来のことです。戦乱が終わり(1615年大坂夏の陣)太平になり、儒教が世間に出廻って来たからです。
 人の私徳を正し、私生活を慎む教えは、その鋒を女性の一方に向けました。衣食住の自由はともかく、快楽の一点では俗に言う「真綿で首を絞めるような」この虚飾は幾百十年に続き、今日の社会の子々孫々に及んでいます。昔の活発で自由だった時代を忘れてしまっていないでしょうか。


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 男女の同権説き続ける。
         日本婦人論から――樋口恵子


 今の私達は太古の昔ではなく、江戸時代から明治にかけての支配的だった近過去に影響をより強く受けている。女性が「心身共に薄弱なのは天然でなく、人為でなったものだ」と諭吉先生は言い切っている。そして自分の工夫で変えるシステムを提示していく。
 家族の根本は夫婦、その夫婦は平等(新姓も有り)女性の視点から置き換える確かさ、鮮やかさ、アイデアの面白さ。的確に人の心に届く言葉で時には妥協も必要と学んだ。明治の初期から男女平等がつくる社会の品格を描き出した。
日本最高紙幣の顔として登場し続けて欲しい。
 
    (福田先生資料 平成17年2月20日大分合同新聞)



 若いUターン者です。
 若いだけに反応も速い!きっと吸収も速いでしょう!仕事に子育てに頑張っていらっしゃる津末麻里亜さんのコメントです。

 「地元中津に戻り、子育てをする中で、我が子に中津の歴史や福澤諭吉先生の事を伝えたいと思った時、自分が無知である事に気が付きました。そんな時にお声掛け頂き、まずは親が勉強しなくては!という思いで参加致しました。初回を終え、福澤先生の教えは、現代社会にも通じるところが多くあり、日々の生活の中で抱える悩みに対する答えを示してくれている様でした。社会人となって改めて学べる事を有難く思います。参加者の皆様の見解も様々で面白く、あっという間の90分でした。次回が待ち遠しいです!!」 




会計報告

お順さん基金
12名(内家族1)=11名×500=5,500円
              エアコン代=▲100円

              基金合計=35,440円

 すごしやすい季節に入って来ました。先生の元気に負けないように皆さんも頑張って読み会に出席して下さい。(会計・松本ひろ子)


第3回「日本婦人論」を読む集いは11月6日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。

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