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zoom RSS 第3回 「日本婦人論」を終えて

<<   作成日時 : 2016/11/08 22:49   >>

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【第7、8、最終話】人生家族の本は夫婦にあり  
 
女性(母体)の心身の発達の強壮が望めないこの数百年来の弊害の源は、天然ではなく、人為でなったものだから、人為の工夫に頼るのは勿論ですが。

 大いに改革して、根底より一新、やらなければならないことです。空想のもの、笑い種で終わらせてはいけません。

 責任も無く、快楽もない、日本女性の権利を改良して平等となり、居家の権利も勝ち得たとすると、責任の重さ(心配)が生じてきます。しかし、その「責任を持つ」ということの意義が大切なのです。

 責任(心配)は苦楽共にあるのです。

 良人の言うままに玉の輿にのったつもりが、路頭に迷うより、心身共に元気になろうとする努力は、いかに愉快な事ではないでしょうか。又、女性も権利さえ挽回すれば、夫婦も一層親密になるはずです。その親愛の中に、自ら一片の敬意を加えて、初めて情を全うできます。夫婦の間は情こそあるべきなのです。

 私は男子に向かって多くを求めているのではなく、女性の為に良いことばかりを言っているのでもありません。
 「人間世界の自由快楽は、男女共有のもの」だからです。
 女性の首についた鎖をとってやるべきです。


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 福澤先生の女性論は

 「人倫の大本は夫婦なり」 
 『中津留別の書』(明治3年)留守居町の敗窓の下に記した35才の時より、生涯を通じて福澤先生の一番の関心事について、福田先生はまとめてくださいました。
 
 @母子家庭という環境(母お順さんの影響)
 A3度の海外渡航(女尊男卑に驚くが、決して日本はお手本に
             するべきではないと、強く思われた)
 B『女大学』の出現により自論で反論
  ・権は財に由って生じ、財は権の源
  ・婚姻の権利平等は資産も平等であるべき
  ・人間世界の自由快楽は男女共有
 C家父長制度(明治31年 明治民法)の成立
   旧家族制度(家)が改正された事と外国人雑居で人々の生活
   に新たなモラルが必要思われた。


 「女性の首の鎖を取ってやろう!!」という福澤先生の女性論は当時、相当な批判(家族にも義塾にも受け入れられない)の中一貫した主張は、カッコイイとしか言いようがありません。


会計報告

 お順さん基金
 11名(内家族1)=10名×500=5,000円
             
              基金合計=40,440円

 今年もあと1回。全員参加で締めましょう。体に気を付けて会いましょう(会計:松本ひろ子)

第4回「日本婦人論 後編」を読む集いは12月4日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。



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