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zoom RSS 第6回 「日本婦人論 後編」を終えて

<<   作成日時 : 2017/02/09 00:13   >>

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敬意があらざれば、妻を視ること犬猫の如し  
 
 今、一般の良家でも、西洋文明の学者でも、男女同権と聞いて怒る人はいないことはない。儒者の地金(表)と文明のメッキ(裏)を都合次第に使い分け、妻を愛することは知っていても、敬することは知らない。その敬とはどういうことなのでしょう。
 何一つ不自由なく、衣食も十分、世間から見ても結構な夫婦でも、精神の事を軽んずる時は、飼い犬に二汁五菜を食わせ、猫に錦の着物を着せるようなもので、只、愛するだけで、敬しているとは言えないのです。

 近来、わが国に国会が開設する勅諭(天皇からの告げられた文書)が出されました。
 そもそも国会とは、国中の人民が政事(まつりごと)に参加するのです。政府の役人ばかりで独り占めにするのではありません。家の男子を政府に、女子を人民にたとえて見ますと、果たして圧制としか、専制としか言いようがありません。男子が家の財産を婦人に告げず、家の内外の事にくちばしを入れさせないと、尚甚だしいのは、男子が不品行を犯して快楽をほしいままにして婦人を家に閉じ込め、自由を奪っている。暴政府が百姓(民)を苦しめている事に、違いはありません。
 国会を司る人物は、圧制専制の家より出頭し、一家では唯我独尊無理無法の者たちと、答えるしかありません。

 家と国とは、成る程、別のものと言うのであれば、なにとぞ国会も、家会も、婦女子に敬を持って家政参与の権を与えていただきたい!!


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大観院独立自尊居士
福澤諭吉先生117回忌(平成29年2月3日)


 今年の講演会は、我集いは繙く事が出来ないであろう「文明論の概略」(宮内環センター所員)でした。

 私ははからずも、宮内先生と「パリの福澤諭吉」(山口昌子著)のお二人に出逢えて(講演と本の中ですが)感動ものです…。
 本は文久遣欧使節団(1862年)での事ですが、諭吉先生の三大事業(慶応義塾、時事新報、交詢社)へと展開してゆく礎となる、ありとあらゆるものから、ありとあらゆることを吸収する1年余が垣間見られます。
 そして、国を愛する27才の青年諭吉がさて、日本国はどうすればよいか?どうあるべきか?と、40才で書き上げた文明論の概略です。

 「すばらしく立派で、こんな読み応えのある書は他にない」
                            (宮内先生談)

 …何だか読みたくなりました。

 パリの写真家ポト―も、内部から燃え上がるかのような熱いオーラに惹かれて、思わず斜め横から(皆は2枚なのに)例外的に三枚目の写真のシャッターを切ってしまったのでしょう。


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会計報告

  お順さん基金
  12名×500=6,000円
    エアコン代=▲200円

     基金合計=45,440円

 記念講演も無事に済み、出席された方は話を聴かれて身近に感じたのではないでしょうか。より一層これからの読み会が続けられたら良いですね。(会計 松本ひろ子)


第7回(最終回)「日本婦人論 後編」を読む集いは平成29年3月5日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。




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