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みんなの「2017年の活動」ブログ


第3回「男女交際論」を終えて

2017/10/04 22:49
男女の品行を高尚に

 時事新報に8回にわたって、男女交際論の私の意見を述べてきました。古学者(儒者)の言う、世の中の品行を貞実清浄潔白にという目的は達せられているでしょうか?私は反対に悪結果になっているとしか言えません。
 今では、どこの国も男女交際は穏やかに、自由になっているのに、我国だけ窮屈で、まるで大人を小人扱いしています。
 世界の国では心中(情死)は稀です。が、日本に多いのは何故でしょう?
 社会の圧制で、1年360日家に居ても、外に居ても必ず大礼服(正装)を着ているような窮屈さは、人生これに耐え切れなくて、醜い裸体を見せてしまう。男子はその策に苦しみ、はけ口を花柳の醜行に求めるのです…只、哀れです。今は便服(和服と洋服を合わせたもの)があるように、今少し寛大であれば、打ち解けて情を通じ合い、知らず識らずの内に、女は男に学び、男は女に教えられて、日常生活にも思いもしない大利益があるに違いないのです。


小心者の古学者達は危険だ!と言う者がいるでしょう。
では、古来のままでいいのでしょうか?人の情を痛めつけ、生身の男女を憂鬱にし、心の弱い小人は醜行を行い、君子は陰に隠れて、自らを慰めていただけではないでしょうか?

 社会の圧制には愛想も尽き果てました!!
 私の言う、男女の品行を高尚にする男女交際を始めましょう。
 私は皆さんと共に、断じて戦い抜く覚悟です。(明治19年6月3日)


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明治30年(1897年)ごろの山国川の港と鉄橋


〇大阪冬の陣(1614年)夏の陣(1615年)の後、荒廃した町も人も商業の復興によって、芝居小屋、歌舞伎、廓等の発達で安泰していく中、中津も商業の町として発展していく。

〇福澤先生の慶応義塾大学1分校として明治4年来(1871年)、中津市学校(洋式英学校)が開校されるが、西南戦争や、他校の成長により、明治16年閉校となる

〇昭和4年4月「中津市」誕生

〇福澤旧邸は昭和46年6月22日付けで国指定重要文化財「史跡」となる。


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 日本婦人論、日本男子論、男女交際論と読んできました。
 集いの中から今も現役の働者の黒田幸子さんに感想を聞いてみました。

『福澤諭吉先生は、家に男尊女卑の悪習を醸している事は、非常に不幸な事であり、最も憐れむ事だと驚き、また嘆いています。古来家の血統を重んずる国風があり、その目的を達するが為には、男子にとって一夫多妻が便利である。家名断絶をなくす為と、表向きは最もらしい大義名分を通す。家の中でも、社会においても、女性は居ても無きに等しい存在!これをただ、ただ、疑問を感ずる事無く受け入れてきた女性達、女子教育が無いが為に生じた最も不幸な歴史である。今は男女平等、男女共同参画社会と詠われ、女性の地位もはっきりと向上している。しかし、これに甘んじる事無く、私達も多方面で学ぶ事を怠らず、男女交際、国際社会の交流に至るまで、現代社会に生きる者として、知識はもとより、人間の品格の向上に努めなければならない。先人の名誉と功績に報いる為にも…。

 最後に、毎回惜しむ事無く、ご自身のあらゆる知識を私達に与えて下さいます、福田一直先生に心から深謝申し上げます。そして、これからも「中津を粋にする集い」が、ますます充実した楽しい集いである事を願っています。



会計報告

お順さん基金

9名×500=4,500円
                 
        基金残高 32,200円

先月、風邪をひいたことがない…という先生が風邪をひかれた中、私達のために出てきてくださり、頭が下がります。皆さんも負けずに出席してください。(会計:松本ひろ子)
              

11月の「男女交際余論」を読む集いは11月5日(第1日曜日)午後6時〜午後7時30分を予定しています。
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第2回「男女交際論」を終えて P115〜127

2017/09/05 23:38
「解語の花」と「有情の松柏」の人間(ジンカン:社会)

 今日の無情殺風景の文明が遅々として発展しないのは、和漢の学者の罪であると、前回述べました。
 しかし、万物の霊である人類の頭脳や感性の進化は、きん獣にはない情交の交際に現れました。形体の醜美を選ぶことなく、男は女を近づけ、女は男を愛するのは、精神的な交わりが現れたのもだと言っていい。解語の花(男子が美女子を褒める)とか、有情の松柏(女子が美男子を褒める)とは、情交の妙処の言葉です。生まれ、語られて、伝えられて来たのに、徳川太平250余年の時代古人は、相近づく不可、相語る不可、触るる不可…と、婦女子を人間交際の外に排斥し、いても居ない如くの地位にしてしまったのは、日本国の一大不幸と言うべきです。

 一度この習俗に天下が圧制されると有力者といえども、これに抵抗出来ない圧制の社会となってしまいました。
 社会圧制の婦人の状況といえば他人との集合の席に出ず、出たとしても談笑せず、飲食せず、他家に来訪することもなく、朋友もいない。この様な事では肉体の生はあっても、精神の生はない。女性の不愉快は男性の不愉快なのです。双方が自由であれば嫉風妬雨(身を苦しめる嫉妬)も桃李春風(極楽)の世界が作られるでしょうに!

 この国を維持する国力は男性の理解と協力で自由となった半数の女性であると知るべきです。人生の至情において、誰が自分の妻を親愛しない者がいるでしょうか!!(明治19年)




会計報告

お順さん基金

12名(内家族1)11名×500=5,500円
        エアコン代=▲100円
                 
        基金残高 27,700円
              

 灯ろう祭り(8月9日)と耶馬溪千本づき(8月26日)と、今年も諭吉音頭をたくさんの方々と踊って来ました。あと少し暑い季節と思います。来月も又元気でお会いしましょう(会計・松本ひろ子)

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第3回「男女交際論」を読む集いは10月1日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。

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第1回「男女交際論」を終えて

2017/08/09 23:19
人間(ジンカン:社会)交際

 漸く字の読む通り、社会交際(朋友、同業、同学、同国)の相互いの往復が始まりましたが、残念な事に唯、尚、男子間だけのことで、日本文明もまだまだ誇れるものではありません。

 数千年来の古人の教え(儒学)は未開人に対して始まった教えでした。今や人智の進んだ世界ともなれば、その時々の人心に適合するよう改良されるべきなのに、一心一向に死守し、極端に走っています。人間(社会)習慣の至大至重の問題を、古今の学者が軽々しく看過ごしている責任は重大です。

 儒学では(君子ならざれば小人)(孝ならざれば不孝)(忠ならざれば賊)と、その間に一毫の余裕を許さない二分法は、私の最も合点しない所です。又、男女間では夫婦別あり(他人のように礼を尽くす)、男女席を異にすべし(礼記)男女を陽と陰と名付け引き離す。学者の脳中には貞実と婬乱の思想があるのみ。その貞と婬の中には無限の妙処があることを忘れています。西洋では、男女を電極のSN極のように互いに相衝き、相近づき、相親しみ、その中には無限の情があると説いています。獣、草木、生きるものすべて、まして万物の霊たる人類は尚の事です。男女を引き離すばかりの儒者の心の狭さは見過ごせません。

 男女の交際には肉体の交(まじわり)と情感の交があります。肉交は肉交のみを以て終わるべきではありません。双方、相互に会話し、同食して言わないまでも無限の情を感じるのは山水の景勝に遇って感動し、南風を薫ずる様…これを情感の交といいます。肉交、情交どちらも至大至重で、どちらも欠いてはなりません。(明治19年5月26日)


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福田先生の資料より@

米軍伝単・・・自由主義のすすめ
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慶應義塾 福澤諭吉協会理事
西川 俊作

 本土空襲も酣(たけなわ)の1945年2月半ば、アメリカ軍は日本国民の心理攪乱、戦意阻喪を目的とした謀略伝単(宣伝ビラ)を全国各地の上空より大量に散布した。
 内容は・・・

 @福澤肖像は画でなく写真。
 A「天は人の上に・・・」(学問のすゝめ)から引用されていた。
 B筆者は日本人の公算が強い。
  言語上の改善は、捕虜日本兵士が加わって作成した(らしい)

 

 福田先生資料よりA
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 昭和9年真山青果作「福澤諭吉」
 明治3年秋、中津に母お順を迎えに行き、その帰途、大坂の蔵屋敷に居た親戚藤本箭山に寄留したときの出来事、三幕

 登場人物:諭吉、お順、朝吹、中上川、増田、藤本



会計報告

お順さん基金

8名(内家族1)7名×500=3,500円
       エアコン代=▲100円
                 
        基金残高 22,300円
              

 台風の心配をしながらの読み会でしたが、無事に出来ました。暑い毎日が続いております。体には十分気を付けて9月にお会いしましょう。(会計・松本ひろ子)

第1回「男女交際論」を読む集いは9月3日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。






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第4回 「日本男子論」最終編を終えて 

2017/07/12 23:35
文明世界の中の日本 

 本編の趣旨は、人間の道徳の根本は夫婦の間にある。私徳は公徳の母と唱えて来ました。今や日本は日本だけでの日本ではありません。世界万国に対して文明世界の中の日本です。多妻法は断じて許されるものでなはなく、後世子孫に禍を残すだけでなく、自国の名声を害する罪人なのです。
 女教の「女大学」に於いても、女子の天性が男子より劣り、女は陰性で陰は暗等と妄漫無稽(モウマンムケイ:乱れてでたらめ)な教えもありますが、大抵はその教えを男子にも従わせたなら、男女の権力を平等にする事が出来るものです。

 「居は志を移す」(孟子)と言います。今まで男子の不品行にも係わらず…社会の栄誉が地に落ちなかったのは、良家の婦女子のおかげです。日本の婦女子は西洋の婦人と相対しても不作法な振る舞いも無く、能くせざる所を能くして、耐えざる所を耐え、我が日本の国光として誇れるのもです。この良家の婦女子が有形無心の文明に誘われて、漸く活発に移る最中です。それはあたかも我日本未曾有の家屋(婦人の地位を高尚にする新案)が新築されていくようです。
 私はそれに賛同する者ですが、男子の遠慮の無い不品行の火種は百事を投げ打ってでも、その火を消さなければなりません。満目焔々(目先の問題)の大火の消火に忙しくして新築に関わる暇がありませんが、婦人の安らかな居住の改良に着手するため、筆力のあらん限りを尽くすつもりです。完
(1888年 明治21年1月24日)


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福田先生の資料より
 
☆漫談(9人の子供達)☆


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 もし、9人の性格を全部一人に集め備えた子供が現れていたら、必ずや親の再来といわれる大人物になっていただろう。深さと強さと独創性、ひと口に云って偉大さにおいて、とても比較にならないと思う(清岡暎一)



会計報告

お順さん基金

13名(内家族1)12名×500=6,000円
             エアコン代=100円
                 
            基金残高 18,900円
              

 大勢の参加とてもうれしく思います。自分の机があるというのは今までと違った思いではないでしょうか?来月も一人でも多くの参加を楽しみにしております。(会計・松本ひろ子)

第1回「男女交際論」(P101〜)を読む集いは8月6日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。
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おめでとう 中津

2017/06/13 08:29
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「他人に文句を言うより自分でやりなさい。」
(学問のすすめ16編)第2弾


 いつも利用させてもらっている北部集会所へ、補助デスクを寄贈させていただいた所、市長と懇談出来る機会をいただきました。
 
 懇談の日、中津市へお祝いのプレゼントとして、お順さんのブローチと夫と離別して子供5人を連れて中津に戻った第一歩の場面「お順さん中津からの出立ち」を人形にして伺いました。
 以前、市長は「今一番会いたい人は?」の質問に「福澤諭吉先生」と答えられた方だけに、諭吉先生の話に花が咲いた事はもちろん!殊に今回「耶馬溪競秀峰が日本遺産に決定!」を、市長と共に喜び合えたことはうれしい限りでした。
 益々、粋になる中津が楽しみです。



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第3回 「日本男子論」を終えて P 183〜193

2017/06/07 23:08
後世子孫の幸福 

 外国と交際を開いた今思う事は、政治(人)社会は潔清無垢で、一点の汚痕もあってはならない事です。又、外国人に我、日本国の事情を知ってもらう事も大切です。外国人に日本国中外観を飾り、西洋流の文明開化にならい、労して功無く、費やして益の無い事が行われていますが、居然自得(あくせくせず悟る)して、ありのままのアジア人日本を知ってもらうべきです。

 外国人のヤソ教についても、ヤソの教えは果たして立派で立国に必要ならば、我国にも無名の教民がたくさん居て、決して日本は不徳の国ではありません。…只、男女関係(交際)論に及べば、今の醜行を恥じずにはいられません。

 日本には未だ、真実の家族は無い!家族が無いという事は国も無い!…未だ国を成していない状態です。早急に我国軽薄男子は、徳義上の過ちを改めなければなりません。内行の醜美は、自身の内の問題ですが、今流行のコレラ毒と同じように、一点の汚痕は、精神を腐敗せています。何の言い逃れも出来ません。

 後世子孫の幸福とは、何をもって最もとするか 
 「独立の対面を維持し、日本国の栄名を不朽に伝える。」事、日本男子は身を思い、国を思っていただきたい。



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※八重
 (緒方洪庵の妻)


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 諭吉を育てた二人の母。
 両性の協力が新しい家、新しい社会の構成の単位となるだけでなく、文学、教育、実学に於いて女性は社会に貢献すべきである。(諭吉)




会計報告

【お順さん基金】
@ 6名(内家族1)5名×500円=2,500円
                ▲100円(エアコン代)
A  57,640円(前月基金合計)
  ▲42,040円(寄贈机代)           
   ▲5,000円(市長お土産人形代)      
6月4日現在 (@+A)基金残高 13,000円
              
 寄贈する机が届きました。今回欠席の方も来月楽しみにお越し下さい。(会計・松本ひろ子)




第4回「日本男子論」最終話を読む集いは7月9日(第2日曜日)※変更されています。
PM6時〜7時30分
を予定しています。



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第2回 「日本男子論」を終えて P177〜P183

2017/05/10 20:46
君子の身の位(品格) 

 主人が家内を軽く見て、風波の動揺を胸中に持っている家で、日々、夜々、子女達が養育されれば家の貧富に関係なく、和気悠々として春を思わせる幸せな家庭が出来るはずがありません。
 品格のある君子とは「屋漏に恥じざる(詩経:人の見ていない所でも恥ずかしい行いをしない)」…の一義です。
 読書生や僧侶のように難しい事を忍んだり、他の人が出来ない事を努力し、精神を高所に進めれば、醜世界に生きる身でありますが、精神は一度定まれば、その働きは人倫の範囲に留まらず社会教育の運動となり、浩然の気(孟子:何ものにも屈しない勇気)は浮世の汚穢(オワイ)にも妨げられるどころか寛大となるでしょう。

 今、国を立てようとする時、私は無学無術な人と共に在ても、有智な妖怪とは志を共にしようとは思いません。時事新報(10/6〜12)に述べましたが、後世万々年に伝えたい事は「社会の公徳の元は家の私徳にあり!」即ち、戸外の義士は家内の好主人であると言うことです。封建制度にも決して許されない不品行が今日も平然と行われているのは、何のための学術技芸なのでしょうか。 


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 お順さんは中津の三賢母。(島田虎之助)
 歴史を創った偉人の母17人。(御母堂物語)
 に取り上げられています…少しずつ見えて来ましたね。


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会計報告

 お順さん基金
 5名×500=2,500円             
 基金合計=55,140円

 連休のためか皆さん集まりが悪くとても残念…な5月でした。
 皆さんの承認を得てお順さん基金で補助デスクを長年お世話になっている北部集会所へ寄贈させてもらおうと決めました。6月4日の集いから使えます。お楽しみに!!(会計・松本ひろ子)


第3回 P183〜「日本男子論」を読む集いは6月4日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。





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お順さんと大阪

2017/04/11 00:01
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 お順さん(20才)と百助さん(32才)の新婚時代(12年間)の地、大阪を訪ねてきました。

 5人の子供を産み育んだ大阪堂島玉江橋北詰にあった中津藩蔵屋敷での生活はドラマになれば貧しいながらも幸せで生き活きと暮らすお順さんが描かれることでしょう!!


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玉江橋工事中の写真は、夫を亡くし、5人の子供を連れ傷心の帰郷をした安治川口の船着き場のあった場所は、わかりませんでしたが、かつての住居に一番近い玉江橋を見つけて感激でした。

(たの)しむという意の適塾
「先生の平生、温厚篤実、客に接するにも、門生を率いるにも、諄々として対応倦まず(丁寧に諭し教える)、誠に類ひまれなる高徳の君子なり」(福澤諭吉)


 我集いが応援している、黒田武士顕彰会のメンバー(中津沖代ライオンズクラブ)が、姉妹提携をしている御縁で、大坂福島ライオンズクラブに訪問し、協力をお願いしてまいりました。会員28名の皆様には、もちろん、粋にする集いオリジナルの「ひゞのをしへ」と諭吉を抱いた「お順さんブローチ」のお土産でよろこんでいただきました。


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           ブローチ製作:黒田幸子






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第1回 「日本男子論」を終えて

2017/04/08 02:24
夫婦親愛恭敬の徳は
天下万世百徳の大本
 

 世の中の始まりは我が日本に於いては、独化の神「国常立尊(クニトコタチノミコト)」があって、後に夫婦の神「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」、「伊有弉冉尊(イザナミノミコト)」で始まりました。
 夫婦以来、初めて人生至大至重の道徳の必要が始まったのです。その必要性は幾百千年を経る間に、一国一社会を創っていく大本である百徳(茲、考、悌、友)を生じてゆきます。
 起源である一対の夫婦から生じた百徳には、家内の徳(私徳の情)と家外の徳(公徳の道理)がありますが、漢の道徳論者の間違いは、社会の維持、繁栄、幸福を求めるあまり、家外を先にして家内を後回しにしたことです。私徳の情の恭敬が出来てこそ、公徳の道理も円満にゆく。万物の霊である人の人たる所以の敬の意も成されるのです。

 栄枯無常の人間世界にあって、さて一夫多妻、一婦多男は果たして天理に叶う事か?私は断じて反対です。なぜかと言いますと、古今世界を見ると、いずれも一男多妻を禁じられていない事実は、家名(跡継ぎ)を重んじる由と怒(ユル)すとしても、歳月を経る内に最も不幸は、男尊女卑の悪習が子孫に圧制卑屈の根性となったばかりか、美事と誇る者がいるからです。表に破裂しないだけで、動揺は互いの胸中に充満しています。


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福田先生資料より
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 福澤先生は公権力が人民の内面に干渉したり、学校制度を通じて忠君愛国思想を注入しようとしていると批判した先生の進歩的立場は、明治14年に変化(挫折)する。又、明治17年〜18年の清仏戦争はヨーロッパの東アジア植民地化の動きに強い危機感を抱く。


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                 平成29年3月28日大分合同新聞より

 先日孫がランドセルを背負った姿を写真で見せてくれました。古いランドセルは発展途上国の子供へ送る活動もなされているとか…久々に日本の「もったいない」の心に触れたすがすがしい記事でした。

 そうだ!上津小学校から中学校へ巣立った一人の6年生だから、中津を粋にする集いがプレゼントした「ひびのをしへ」が届いているはず!!…と、益々うれしくなりました。

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}会計報告

お順さん基金
10名(内家族1)=9名×500=4,500円
            エアコン代=▲200円

           基金合計=55,140円

 桜が咲き始めだんだん日一日と暖かい日が近づいて来ました。一人でも多くの人が先生のお話を聞けることを願います。(会計・松本ひろ子)


第2回P176〜「日本男子論」を読む集いは5月7日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。



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「日本婦人論 後編」(最終回)を終えて

2017/03/07 22:53
国際人としての日本女性を期待す  
 
 世間の反応を待つまでもなく、我々が進めて来た西洋風を取り入れた文明開化はなされましたが、気になることがあります。それは今の日本女子の無智勘弁(無智をわきまえる)であります。

 むやみに読み書きの代わりに洋語を語り、物知り顔で針をもつことを忘れ、目上の人を見下して出しゃばるばかりか、男子に向かっても憚る色もなく、言葉粗く、立ち居振る舞いも穏やかでなく、酒も煙草も…俗に之をオテンバと言う。けれど、そのオテンバは男子のグズに比べればまだまだ矛和です…昔同じ言語挙動、同じ礼儀会釈をしても女子なるが故に咎められ、男子なるが故に許される世の中でした…そんな不公平はあってはなりません!

 日本婦人論は面白く、新奇!新奇!と浮かれて誤るだけでなく、遂には全く趣意を逆さまに解する者が出て来ております。この事は記者の筆の表現法のまずい罪でありますので、大いに反省せねばなりませんが、誤っていたと止めることはいたしません。
 30年前我国が開国した折、不都合な者(事)がたくさんありましたが、年月が過ぎる内、自然と外国との交際にも慣れ、世間は穏やかになりました。
 
 家のため国のため女性を引き上げ、国際人としての日本にする日本婦人論の奥意は理解されて行く事でしょう。

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愛のみならず、敬によって結ばれた夫婦関係
一代の夫婦で系図も夫婦の系図。夫婦相互の経済的自立…まさに21世紀の家族像です。


 読み進む箇所、個所で、諭吉先生から頭を小突かれ、小突かれっぱなし 最後は「今の日本女子の無智勘弁さになさけない」と言われました…古希の進むべき道を示してくださったありがたい日本婦人論でした。


 我が集いのお宝!骨董品!生き字引!必殺遊び人!マルチ先生こと後藤文子さんのコメントです。
 
 『諭吉の婦人論を読み終わった。読み進むにつれて母の人生と重なり、母を思うことしきり。昭和12年生まれの私は今年80才になった。母の年齢を越えた今、母を思う。洗濯機も電気釜も無かった時代、寝たきりの祖母の世話を6年もした。山移川に寒い日、雪の洗濯に行く。社会的に常識人であった父のねぎらいの言葉を一度も聞いたことがなかった。そして祖母が亡くなる。すぐに横の家のじいちゃんが寝込んだ。息子夫婦は働きに行く。見かねた母は少しお世話をした。集落でうわさになり、「ヨシ子さんはまだ年寄りの世話が仕足りんじゃろう」とうわさされた。その悪口を聞くと私の前で狂ったように泣いた。子供もそれぞれ家を出て父と二人の平穏な日々は長く続かなかった。膵臓癌が見つかり末期であった。ベッドの脇の父と私に「いい時きゃ、ちょっとん間」と言った言葉が今も頭から離れない。男性は長年連れ添った伴侶に優しい言葉を。「すまんの」、「おおきに」の優しい言葉を。伴白髪となればなおのこと、いたわりの言葉を。昨日は言いましたか?今日はどうですか?』

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             「絵手紙」: 後藤文子





会計報告

  お順さん基金
  12名(内家族1名)×500=5,500円
    エアコン代=▲100円

     基金合計=50,840円

 女性論が済み、今度は男性論です。みなさんの現実と比べられることができるでしょうか?(会計 松本ひろ子)


4月の(P167〜)「日本男性論」を読む集いは平成29年4月2日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。



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タイトル 日 時
第6回 「日本婦人論 後編」を終えて
第6回 「日本婦人論 後編」を終えて 敬意があらざれば、妻を視ること犬猫の如し      今、一般の良家でも、西洋文明の学者でも、男女同権と聞いて怒る人はいないことはない。儒者の地金(表)と文明のメッキ(裏)を都合次第に使い分け、妻を愛することは知っていても、敬することは知らない。その敬とはどういうことなのでしょう。  何一つ不自由なく、衣食も十分、世間から見ても結構な夫婦でも、精神の事を軽んずる時は、飼い犬に二汁五菜を食わせ、猫に錦の着物を着せるようなもので、只、愛するだけで、敬しているとは言えないのです。 ...続きを見る

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2017/02/09 00:13
第5回 「日本婦人論 後編」を終えて
第5回 「日本婦人論 後編」を終えて 男女平等がつくる品格のある社会!      今、世間の風習となり、人々の口の端に言われていることを婦人の立場に立って、日本の発展の為に指摘してみます。  「妻をめとるは子孫相続の為」と云うのは、「釜(妻)を買うは飯を炊くためだ」と云っているのでしょうか?と言うことは、飯を炊かなければ釜はいらないし、子孫がいらなければ妻もいらないということになります。 ...続きを見る

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2017/01/20 23:46

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