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みんなの「2016年の活動」ブログ


第4回 「日本婦人論 後編」を終えて

2016/12/09 00:28
汝、自身を知れ  
 
 籠に飼われた鶯が籠から出るのを知らず、放れ馬が疑いもなく馬舎に帰るように、年月すり餌に養われ飼葉の味に慣れれば花にさえずり、野に駆ける本分も忘れてしまっているのは何と残念な事でしょう。
 「アポロン神殿」に刻まれた言葉にあるように、自分の身の上を知ることが我日本国の男女共に一番心掛けて勤めるべき事です。
 今、儒学者流の『女大学』の大意は、女の七去、五疾、等の女性の寝起、飲食も自由に出来ず、家の外へも、人の付き合いも妨げています。文中の男女の文字を入れ替えて見たらば、男子は有難くこの女大学の教えを納得するでしょうか?

 これを改良するには、儒者の教えを推し進めて、その教えの誤りを直していくのが良い方法だと思います。例えば、「恕」という誠に申し分の無い聖人の教えがあります。…己の心の如くに他人の心を思いやる…男子の身に堪えがたい事は女子の身にも堪えがたいのです。男子に内証があれば、女子にも内証があっていいのです。共に春の花に戯れ、秋の月に遊べる世の中を作りましょう。
 このように恕の教えが男女双方に通用されるようになれば、我々の目標す処はついに「心願成就」となるのです。

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《福田先生の資料より》

 貝原益軒(1630〜1714)著
「女大学」
 女性の心得を家庭生活に限定し、具体的な作法や躾、技能や教養、心構えを力説したもの。殆どの漢字に振り仮名をつけ、大字、平易、平板、簡素、縮約、本文を手習い、読み覚えつつ内容を理解していく女子のための読本用兼習字用教科書


 「養生訓」
 万物のうちにあって、人間を人間たらしめる「人間性」を強調…万物の根源は「理」に基づく「気」の働きによって生ずる…これこそ教育で、上下貴賎無く、男性も女性も一人の例外なく教育を受ける権利と義務がある。

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 封建社会から家長制度へ。戦争も無く、出版技術が進む時代

 時代こそ(200年余)違いがあっても、両先生(貝原・福澤)は女性教育者です。時代と共に変容していかざるを得なかった論争は、まさに「百花咲き乱れ」て第二次世界大戦終了まで続くのです。今では「歴史的産物」となった感はありますが。
 女性として!望ましい家族とは?!
 新年からも引き続き学べると期待しています。

 来年もどうぞ宜しくお願いいたします



会計報告

お順さん基金
11名(内家族1)=10名×500=5,000円
              エアコン代=▲200円

              基金合計=45,240円

▲10,000円(来年のひびのをしえの挨拶状)平成28年12月

平成29年度へ繰越金 35,240円

 先生の元気な1年それにいろいろな参考資料と本のプレゼントなど感謝します。また新しい年に元気にお会いしましょう。(会計:松本ひろ子)


第5回「日本婦人論 後編」を読む集いは
平成29年1月15日(第3日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。



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第3回 「日本婦人論」を終えて

2016/11/08 22:49
【第7、8、最終話】人生家族の本は夫婦にあり  
 
女性(母体)の心身の発達の強壮が望めないこの数百年来の弊害の源は、天然ではなく、人為でなったものだから、人為の工夫に頼るのは勿論ですが。

 大いに改革して、根底より一新、やらなければならないことです。空想のもの、笑い種で終わらせてはいけません。

 責任も無く、快楽もない、日本女性の権利を改良して平等となり、居家の権利も勝ち得たとすると、責任の重さ(心配)が生じてきます。しかし、その「責任を持つ」ということの意義が大切なのです。

 責任(心配)は苦楽共にあるのです。

 良人の言うままに玉の輿にのったつもりが、路頭に迷うより、心身共に元気になろうとする努力は、いかに愉快な事ではないでしょうか。又、女性も権利さえ挽回すれば、夫婦も一層親密になるはずです。その親愛の中に、自ら一片の敬意を加えて、初めて情を全うできます。夫婦の間は情こそあるべきなのです。

 私は男子に向かって多くを求めているのではなく、女性の為に良いことばかりを言っているのでもありません。
 「人間世界の自由快楽は、男女共有のもの」だからです。
 女性の首についた鎖をとってやるべきです。


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 福澤先生の女性論は

 「人倫の大本は夫婦なり」 
 『中津留別の書』(明治3年)留守居町の敗窓の下に記した35才の時より、生涯を通じて福澤先生の一番の関心事について、福田先生はまとめてくださいました。
 
 @母子家庭という環境(母お順さんの影響)
 A3度の海外渡航(女尊男卑に驚くが、決して日本はお手本に
             するべきではないと、強く思われた)
 B『女大学』の出現により自論で反論
  ・権は財に由って生じ、財は権の源
  ・婚姻の権利平等は資産も平等であるべき
  ・人間世界の自由快楽は男女共有
 C家父長制度(明治31年 明治民法)の成立
   旧家族制度(家)が改正された事と外国人雑居で人々の生活
   に新たなモラルが必要思われた。


 「女性の首の鎖を取ってやろう!!」という福澤先生の女性論は当時、相当な批判(家族にも義塾にも受け入れられない)の中一貫した主張は、カッコイイとしか言いようがありません。


会計報告

 お順さん基金
 11名(内家族1)=10名×500=5,000円
             
              基金合計=40,440円

 今年もあと1回。全員参加で締めましょう。体に気を付けて会いましょう(会計:松本ひろ子)

第4回「日本婦人論 後編」を読む集いは12月4日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。



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「ひびのをしへ」韓国語に

2016/10/27 23:46
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 学問のすゝめ十六編
 「他人に文句を言うより、自分でやりなさい!」

…の言葉にうながされて、「多くなった韓国の観光客にあったらいいのに!」を実現しました。
 
 私に韓国の友達である慎仙花さんと、筆ペン教室の先生のご子息で書道家の菅賢太さんという強い味方がいたから、すんなりと韓国盤「매일의 교훈」を作ろう!と思い立てたのだと思います。
 
 そのできたてホヤホヤの冊子をお土産に晋州市へ行ってきました。
 中津市のJCは晋州市のJCと40年来の姉妹都市だそうです。この40年で40万の大都市になった晋州市は、茶芸の最も盛んな町で韓日交流茶会は大変な歓待を受けて、楽しい思い出となりました。諭吉先生のひびのをしへ…記念となる小さな一歩でした。
 
 夢は膨らみます。

 集いのオリジナル小冊子はきっかけに過ぎません。
 日本の誇るあのすばらしい「学問のすゝめ・初編」(初編だけでいいのです)が、韓国語版、英語版、中国語版等と翻訳されて、世界へ大きく門戸を開いている中津市から発信する夢です。


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第2回 「日本婦人論」を終えて

2016/10/05 13:04
【第4】婚姻の自由  
 昔より我が国は多妻を法で禁じていません。
 今、士族は家より公用を先にして、商人は利を重んじて離別を軽んじまています。世間の常識となっている「節婦両夫に見えず」(史記)では、寡婦(未亡人)の再縁を貞節の道に外れると咎め、女性も人生はそうあるべきと信じて、外に向けて不平を言わないのが栄誉のように云われています。一方男子は多妻法の中に悠々として再婚、再々婚をしています。公法に於いても、世間の習慣に於いても、未亡人の再婚は禁じていないのに、女性の運命は憐れむべきものです。

【第5】快楽は情の食物 
 女性が食物に満足しないと、情で体を害します。
 一見健康そうでも、精神が萎縮すると全身に表れ、医者の薬さえ効かなくなります。医者も原因は春情だとわかっていても言いません。儒教流の教えにならって、「淡味小食」を進めて従わなければ不養生と片付けます。男子は反対に過食を注意するだけ。西洋医学では人身形体の栄養に付いては、精粗過不足を詳しく漏らさず教えています。
 今、女性も多少の楽しみ(和歌、歌舞伎、三味線)はありますが、もっと大事な事は食べ物の事なのです。


【第6】儒教の弊害 
 昔、婦女子も字を学び、和歌を嗜み、月、花に戯れてほとんど男子と違いませんでした。ふしだらな交為があったとしても、片方だけを咎める事をしないのは、歴史を振り返ればわかるはずです。女性の進退が今日のように窮屈、不自由になったのは、徳川の治世以来のことです。戦乱が終わり(1615年大坂夏の陣)太平になり、儒教が世間に出廻って来たからです。
 人の私徳を正し、私生活を慎む教えは、その鋒を女性の一方に向けました。衣食住の自由はともかく、快楽の一点では俗に言う「真綿で首を絞めるような」この虚飾は幾百十年に続き、今日の社会の子々孫々に及んでいます。昔の活発で自由だった時代を忘れてしまっていないでしょうか。


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 男女の同権説き続ける。
         日本婦人論から――樋口恵子


 今の私達は太古の昔ではなく、江戸時代から明治にかけての支配的だった近過去に影響をより強く受けている。女性が「心身共に薄弱なのは天然でなく、人為でなったものだ」と諭吉先生は言い切っている。そして自分の工夫で変えるシステムを提示していく。
 家族の根本は夫婦、その夫婦は平等(新姓も有り)女性の視点から置き換える確かさ、鮮やかさ、アイデアの面白さ。的確に人の心に届く言葉で時には妥協も必要と学んだ。明治の初期から男女平等がつくる社会の品格を描き出した。
日本最高紙幣の顔として登場し続けて欲しい。
 
    (福田先生資料 平成17年2月20日大分合同新聞)



 若いUターン者です。
 若いだけに反応も速い!きっと吸収も速いでしょう!仕事に子育てに頑張っていらっしゃる津末麻里亜さんのコメントです。

 「地元中津に戻り、子育てをする中で、我が子に中津の歴史や福澤諭吉先生の事を伝えたいと思った時、自分が無知である事に気が付きました。そんな時にお声掛け頂き、まずは親が勉強しなくては!という思いで参加致しました。初回を終え、福澤先生の教えは、現代社会にも通じるところが多くあり、日々の生活の中で抱える悩みに対する答えを示してくれている様でした。社会人となって改めて学べる事を有難く思います。参加者の皆様の見解も様々で面白く、あっという間の90分でした。次回が待ち遠しいです!!」 




会計報告

お順さん基金
12名(内家族1)=11名×500=5,500円
              エアコン代=▲100円

              基金合計=35,440円

 すごしやすい季節に入って来ました。先生の元気に負けないように皆さんも頑張って読み会に出席して下さい。(会計・松本ひろ子)


第3回「日本婦人論」を読む集いは11月6日(第1日曜日)PM6時〜7時30分を予定しています。
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第1回 「日本婦人論」を終えて

2016/09/25 18:24
「日本婦人論」
明治18年6月4日から8回にわたり、時事新報の社説として発表されたもの。


【第1】  
 人種改良については、他力(内外の雑婚)と自力(男女の体質の改良)が言われていますが、等閑(なおざり)に出来ないのは、日本の婦人の心を活発にして好子孫を産んで欲しいからです。
 しかし、私の見る限りでは今の学校現場では期待ができない!と言うのも、人間教育とは、喜び、悲しみ、安定と混乱はその人の責任で教育され、歳月をもって自ら品格も備わっていくものだからです。顧みて日本の女性を見れば、人生において、何ら責任も無く、三界に家無く、子供を産んでも良人の子で預かって育てているだけで何の権も無く、又責任も無い。甚だしい無礼な教育ではないでしょうか。


【第2】 
 日本中の家婦は男子の恵みに依って存在し、安危運命も男子の手中にあるといって云い。どこにも責任が無い代わり、地位は甚だ低く、随て苦楽も甚だ少ない――今の学校教育は唯盆中の松のようです。
 今、教育は儒教主義でいう淑徳謹慎(上品に言行を控える)を教え込み、妨げるどころか害している。私は西洋教育が全部良いとは思っていません。ただ、西洋の女性は私産を有し、その権力も持ち、自ら独立し夫に依存していません。そして男性は女性のする事を禁じたりはしません。日本の女性も第一歩を踏み出して欲しいのです。


【第3】 
 日本女性の憂愁(心配・悲しみ)の最大の原因は自由な恋愛感情が束縛されることです。
 人間は形体(食物)と知識(修業)と情感(快楽)と、この三様を具えて初めて人間と言えるのです。昔から世の学者はこの事を心に思っていても論及しませんでした。私は世論の賛否は気にしません。将来日本の女性が心の活発になる手助けになれば、こんな嬉しいことはありません。人間(女性)は木や石とは違います。感情がある生き物なのです。




会計報告

お順さん基金
12名(内家族1)=11名×500=5,500円
              エアコン代=▲100円

              基金合計=30,040円

暑い毎日もやっと通り過ぎて、すごしやすい季節に入りました。新しい「日本婦人論」に入り、身近に自分を置きかえて考えを深めていけたらいいなあと思い、これからが楽しみです。(会計・松本ひろ子)


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残暑御見舞い申し上げます。

2016/09/05 12:02
 猛烈な暑さに耐えた私共のたしなみ、月一回の集いの日に、今夏初めての台風の為、9月4日から9月18日(第3日曜日)に変更となりました。


  さて、6年目を迎えた諭吉音頭は、今年も中津祇園祭、灯ろう祭(七観音祭り)、耶馬溪千本づきフェスタと皆さんと、楽しく踊ってお披露目することが出来ました。

 『諭吉の母、お順さんを朝ドラへ!!』の活動に合間って、子供達へ町内の盆踊りへ、学校の運動会へ…と、中津ふるさと音頭と共に広めて行きたいと計画していますので、応援よろしくお願いいたします。

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先生たちにお願い!中津の子らに諭吉のことを教えてあげて!

2016/08/22 00:48
 我が集いは俄か仕込みの諭吉ファンのおばさま達の集まりですが、おじさま達の中には長年教鞭を執ってこられたプロの教育者だった方もいらっしゃいます。そんな秋吉稔先生の日々の思いを聞いてみました。


 「先生たちにお願い!
  中津の子らに諭吉のことを教えてあげて!」

                        2016・8月 秋吉 稔


 福田一直先生による「学問のすすめ」全17編の講義が8月7日に終わった。去年の2月1日から18カ月にわたり、先生は福沢オリジナルという縦糸の間に、実に幅広の思い切った味付け・色付けのある横糸を織り込んでナマ福沢を堪能させて下さった。
 「学問のすすめ」初編の出だしは『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり』で始まる。『と云へり』を省いてしまう人が多いのは困りものだが、その趣旨は「学ぶか学ばないかで賢人か愚人かが決まる」というものである。せっかく身分制度がなくなったという今こそチャンスだよと、中津の子供たちに気合を入れるためにこの本を書いたのである。明治4年、福沢諭吉38歳であった。

 山口県萩市の明倫小学校では、昭和56年以来、毎朝、吉田松陰の言葉を生徒全員で声高らかに朗唱している。学年ごと、学期ごとに言葉はちがうから一人の小学生が卒業までに合計・3×6=18の言葉を覚えることになる。小学生には難しすぎるとの意見もある。しかし、昔から素読という学習方法もあり、「読書百篇、意自ずから通ず」の言葉どおり、毎日声に出して言うことにより、だんだんと意味がわかってきたり、大人になってある日ふと意味が分かるという楽しみもあるようだ。
 実例として、1年生、3年生、6年生の第3学期の朗誦文を挙げる。
1年生: 親思うこころにまさる親ごころ きょうの音ずれ何ときくらん
3年生: 人賢愚ありと雖も各々一二の才能なきはなし湊合して大成する時は必ず全備する所あらん
6年生: 天地には大徳あり 君父には至恩あり 徳に報ゆるに心をもってし 恩を復すに 身をもってす 此の日再びし難く 此の生復びし難し 此の事を終えざれば 此の身 息まず
(ソウゴウ、)(フタタビ)

 アメリカ全土の公立小中学校には毎朝の朝礼の時に「忠誠の誓い」の朗誦がある。小学校1年生でさえ起立して合衆国国旗に顔を向け、右手を左胸の上に置き、クラス全員で唱和しなければならない。しかも月代わりの当番まであって、クラス全員を前に各節をリードする。アメリカ合衆国議会もまた、「忠誠の誓い」の暗誦で開始される。(*月曜だけのところ、一部の高校のところもある)

 「忠誠の誓い」・Pledge of Allegiance---の内容を見てほしい。日本の高校3年生の学ぶ英語よりむつかしい。

I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and
to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.

(私はアメリカ合衆国国旗と、その国旗が象徴する共和国に、つまり万民のための自由と正義を備えた神の下の分割すべからざる一国家に、忠誠を誓います)

 さて、本題---
志ある中津市の学校の先生たちへ---福沢諭吉の言葉を中津の小学校、中学校で暗唱、唱和する試みを始めてみませんか。また、幕末の頃のアジア全域が白人により次々に植民地化される中にあって、福沢諭吉は単なる1万円札のおじさんではなく、いかにすばらしい偉業を日本のために為したかを中津の子供たちにぜひ教えてあげてほしい。福沢の名言の数例を挙げる。


「学ぶ」

 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり

 人は、生まれながらに、貴賤貧富の別なし。ただ、良く学ぶ者は、貴人となり、富人となり、そして、無学なる者は、貧人となり、下人となる

 賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり

 学問の本趣意は、読書に非ず、精神の働きに在り。

 読書は学問の術であり、学問は事業の術である。

 活用なき学問は、無学に等しい。

 一度、学問に入らば、大いに学問すべし。農たらば大農となれ、商たらば大商となれ



「人生・生活・家庭」 

 今日も生涯の一日なり

 自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり

 未だ試みずして先ず疑うものは勇者ではない

 顔色容貌の活溌愉快なるは人の徳義の一箇条にして、人間交際において最も大切なるものなり。

 自分の悪かったことに気が付いて改めるというのは立派なことだ。

 自由と我儘との界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり

 人は他人に迷惑を掛けない範囲で自由である
 
 一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり



 諭吉の「いい言葉」は出版されたもののほか、ネットで「諭吉の名言・格言集」を見ればいくらでも見つかる。「中津を粋にする会」には福沢諭吉その人についての資料のほか、多種多様の名言ストックも用意されている。
 いずれ中津を出て日本全国に散っていく中津生まれの若い世代が、異郷の地にあって、故郷の偉人・福沢諭吉について語れるだけのウンチクをいまのうちに蓄えられればいいと願っている。



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「学問のすゝめ」十七編を終えて

2016/08/11 07:57
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栄誉、人望は望むべきか、然り努力して求むべき
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 一般に、人間世界に人望の大小軽重はあっても、人望(人の役に立つ)を得れば商売にも著書にも反映してきます。60kgの荷物を持てる人に60kgを持たせたり、100万円がある人に100万円貸すのは、ここでいう人望(信用)に関係ありません。人望はその人の才能と知恵の働きと正直な心、つまり誠実さによって徐々に備わっていくものです。

 しかし世間は人望と似ても似つかぬホンモノ、ニセモノ、善悪入り乱れてどれが真実なのか区別が付かない状況です。
 人間の知識、人格はまさに花の咲く樹なのです。そして栄誉、人望はその樹に咲く花なのです。大いに花を咲かせましょう。

 そのためには、

 第一 「言葉」を効果的に使う。
 第二 人に接するときには明るく
 第三 古い友を忘れず、新しい友を求める
 
 第三については
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 子曰不患人之不己知。患不知人也
 自分のこと誰も分かってくれなくてもがっかりする事はありません。それよりも大切なことは周りにいるひとやお友達などがどんな人なのかを自分が正しく知ることです。
 (こども論語塾注釈)
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 も大切な事です。

 「道同じからず」であっても人間を毛嫌いすることはありません。(明治九年十一月出版)



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 資料より 「学問のすゝめ」最終編〆
  〜佐藤きむ(平成18年11月記)

 第16編から
 「心事が高尚で働きが乏しい人は不平不満が多い」
 これはまさに今大きな社会問題となっている。働こうとしない現代の若者の姿そのもの!
 第17編では「書生が日本言語が不便利にして、文章も演説も出来ぬ。ゆえ、英語を使い英文を用いるなぞと馬鹿を言う者あり。按ずるにこの書生は日本に生まれて未だ十分に日本語を用いたる事なき者ならん。」と福澤先生が述べているのは痛快!
 現代の日本人は日本語に習熟して話すことに上達するよう努力すべきだと結論づけている。
 〜世の中グローバル化にして、孫の英語上達に喜んでいるグランドマザーですが、今の世に決して古くないこの教えをどう生かして行くか!隗(自分)より始めなくては!と思い至る楽しい1年5ヶ月でした。



   お順さん基金報告
   10(内家族1)×500-200(エアコン代)=4,300円
   トータル:24,640円


 「学問のすゝめ」2回目が終わりました!皆さんそれぞれ得るものがあったことでしょう。次の婦人論が楽しみです。(会計松本ひろ子)


9月の集いは「日本婦人論」です。9月4日(第1日曜日)9月18日(第3日曜日)午後6時〜7時半を予定しています。
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「学問のすゝめ」十六編を終えて

2016/07/07 15:24
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功に食まして、志に食ましめず
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独立には有形(形)と無形(精神)の独立があります。今、世の中は物質的(家庭や家業)にとらわれて精神(志)が妨げられる事が多いのですが、物質的独立無くして精神の独立はありません。「独立の第一歩は財産づくり」です。精神の独立のためにもお金を賢く生かす事が重要です。

 精神の独立の理想(志)と結果(功)は互いに補い合い一致していなければなりません。しかし、理想が高尚遠大過ぎてことごとく理想にかけ離れ実現させる行動力に欠けると、世間が不親切だとか、仕事が無いとか、自分を責めずに他人を責めたり。他人を軽蔑すれば、必ず他人から軽蔑される世の中でいちばん気の毒な人になってしまいます。
もし、他人に不満があれば自分がやってみることです。

 人の理想には高尚であればあるほど、世の中に有用な働きが出来ますが、場所柄や状況をわきまえて、独りよがりの理想を振りかざしたりせずに、行動力に応じた仕事をすれば自然と活動的になり、理想と活動が一致して楽しくなるはずです。世の重大事から、ごく些細な事にいたるまで自分と他者との立場を比較し理解すれば、そこに大きな誤りを生じることはありません(明治九年8月 出版)

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  ・明けても暮れても唯母の話を聞くばかり、父は死んでも生きているようなものです。

 ・厳重な父があるでもないが、母子睦まじく暮らして、兄弟喧嘩などただの一度もした事がないのみか、かりそめにも俗な卑ろうなことは知られないものだと育てられて、別段に教える者もない。母も決してやかましい、むずかしい人でないのに自然にそうなったのは、やはり父の遺風と母の感化力でしょう。(福翁自伝)

 ・「門閥制度は親の敵でござる。」は、一身の独立を阻み一国の独立の障害になるものだと考える不自由さが諭吉の思想となった。

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諭吉(常に女性の味方)を育てたお順さんは母子家庭であったが
父百助がいつも家庭の中心であった。

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   お順さん基金報告
   16名(内家族1)×500=7,500円
            エアコン代=▲200円
   トータル:20,340円

 今回は登録されているメンバー全員出席(初めて!)嬉しい悲鳴です。8月が十七編(最終話)も全員揃いますように願っています。(会計松本ひろ子)


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※蘭月=旧暦の7月
   

「学問のすゝめ」十七編の集いは8月7日(第1日曜日)午後6時〜7時半を予定しています。

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諭吉の母、お順さんを朝ドラに!

2016/06/22 00:50
キャッチコピーは…

「お順さんの夢の会」…はどうですか?

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平成28年6月20日 大分合同新聞より



 さあ、夢の船出の準備をしましょう。
 お順さんは百助さんと結婚する(19才)まで中津に19年間。
 その後大坂転勤して夫が亡くなる(32才)まで大坂に13年間。
 5人の子供(2男3女)を連れて中津に帰って
 東京に行くまで中津に42年間。
 東京では孫に囲まれて77才の生涯でしたので東京に4年間。
 
 もしNHKの朝ドラになれば大雑把に中津15:大阪3:東京1の舞台話になるはずです。素晴らしい文章の「東西南北」さんのお陰様で中津でのエピソードは意外な面白い話や人物が登場しそうです。

 それに一日一訓の中にある
「家の美風、その箇条、様々なる中にも、最も大切なるは家族団欒」…愛のドラマになる事でしょう。

 黒田武士顕彰会の方々(ライオンズマン)が大坂、東京の地元のライオンズマンと交流しながら進めてゆけば夢が現実に!近くに!見えて来ましたヨ〜。

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お順さんの取材中(中津にて)



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タイトル 日 時
「学問のすゝめ」十五編を終えて
「学問のすゝめ」十五編を終えて 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 信の中に疑があり、疑の中に信がある 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     ガリレオは天動説から地動説を。ワットは鉄瓶の湯気から蒸気機関車を。トーマス・クラークソンは奴隷売買から奴隷貿易禁止法案。マルティン・ルターはローマ宗教から宗教改革。スチュアート・ミルは悪習俗から「女性解放」…を。 ...続きを見る

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2016/06/08 12:13
「学問のすゝめ」十四編をおえて
「学問のすゝめ」十四編をおえて 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 生まれてから今まで何をして来たか、これからどうすべきか 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     フランクリン(米国の政治家)が「十分にあると思った時間もいざ実行することとなると必ず足りなくなる」と言ったように人生は、ままならないもので、予定外のことが起こり計画通りにいかないものです。  これを防ぐには今までに出来た事、出来なかった事を時々点検(棚卸し)をしてみる事です。商売も人生も同じ様なもので、今までのやり方で良... ...続きを見る

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2016/05/08 18:33
「学問のすゝめ」十三編を終えて
「学問のすゝめ」十三編を終えて 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 怨望(ねたみ、うらむこと)は悪の根源 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     人間は、貪吝(どんりん=ケチ)奢侈(しゃし=ぜいたく)誹謗(ひぼう=悪口)等、天性よりいろんな型の欲はあるもので、向う所、度合いを越えなければ一概に悪とは言えないこともあります。  しかし、あらゆる悪の根源である怨望が生み出す、嫉み、嫉妬、卑怯は陰謀、徒党、暗殺、一揆、内乱へと大きな事件に暴発してしまうと、国民だれもがその被害者となってしまいます。 では、怨望... ...続きを見る

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2016/04/06 16:57
声の追加です!
☆沖代小学校 三角あやさん ...続きを見る

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2016/04/06 16:02
「ひびのおしえ」締めくくり!
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2016/03/24 23:16
「学問のすゝめ」十二編を終えて
「学問のすゝめ」十二編を終えて 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 学問への思いは深い淵のように、 人に接するは活発な飛鳥のように、 成果は壮大に内外に行き渡るように 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      西洋では人が集まる所、必ず演説(スピーチ)の習慣がありますが、我国はお坊さんの説法位です。演説は決して高潔に理論を語るだけのものではなく、知識を蓄積し、議論(談話)を演説して現実社会に広めなければ学問も無学に等しいのです。  人の見識を高く行動に繁栄するには、思いを高く持ち、決して自己満足しないこと... ...続きを見る

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2016/03/14 00:03
「学問のすゝめ」十一編を終えて
「学問のすゝめ」十一編を終えて 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 名分(古い守ってきた上下関係)を職分に 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     アジア諸国では君主は「国民の父母」国民を「赤子」と、親子関係で呼び、地方官を「州の牧」、政府の仕事は「牧民の職」と愚かな民衆を助ける親心で呼びます。このことからもわかるように昔からの名分は善意から生まれたました。しかし現実、この名分を振りかざす偽君子(=ニセ紳士)が何故こんなにも多いのか?その害は恐るべきものです。 ...続きを見る

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2016/02/10 12:01

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